「結婚したら保険を見直さなきゃ…でも夫婦でどんな保険に入ればいいの?」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。結婚は保険を見直す最大のタイミングです。
しかし「夫婦で保険ってどう組み合わせればいいの?」という疑問に明確に答えられる方は少ないでしょう。保険の組み方は、共働きか片働きか、子どもの有無によって大きく変わります。
この記事では、夫婦のタイプ別(共働き・片働き・子あり・子なし)に最適な保険プランと保険料の目安を解説します。やりがちな失敗パターンも紹介するので、保険選びの参考にしてください。
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夫婦の保険を考える前に確認すべき3つのこと
1. お互いの現在の保険を棚卸しする
まず、夫婦それぞれが今入っている保険をすべて確認しましょう。保険証券を引っ張り出して、以下を整理します。
- 保険の種類(死亡保険、医療保険、がん保険など)
- 保障額と保障期間
- 毎月の保険料
- 特約の内容
独身時代に入った保険が、結婚後の生活に合っていないことはよくあります。
2. 家計の収支を把握する
保険料に使える予算を決めるために、家計の収支を把握しましょう。一般的に、保険料は世帯収入の5〜7%が目安と言われています。
世帯年収500万円なら、年間25万〜35万円。月額にすると約2万〜3万円です。
3. ライフプランを共有する
「子どもは何人欲しい?」「マイホームは買う?」「どちらかが専業主婦(夫)になる予定は?」など、将来のライフプランを夫婦で共有しましょう。これによって必要な保障が大きく変わります。

パターン1:共働き・子なし夫婦
共働きで子どもがいない夫婦は、保険の優先度がそこまで高くありません。お互いに収入があるので、片方が亡くなっても経済的に困窮するリスクが比較的低いためです。
おすすめプラン
夫:
- 医療保険(入院日額5,000円):月額約2,000円
- がん保険(診断一時金100万円):月額約2,000円
妻:
- 医療保険(入院日額5,000円+女性特約):月額約2,500円
- がん保険(診断一時金100万円):月額約1,500円
夫婦合計:月額約8,000円
死亡保険は不要 or 最低限(葬儀費用200万円程度の終身保険)でOKです。医療保険とがん保険を中心にシンプルに組みましょう。
- 子どもができるまでは「守りの保険」よりも「貯蓄」を優先
- 住宅ローンを組んでいる場合は、就業不能保険も検討
- 妻は女性特有の疾病(乳がん、子宮筋腫など)に備えて女性特約を付けるのがおすすめ
パターン2:共働き・子あり夫婦
子どもがいる共働き夫婦は、死亡保障が最優先です。どちらが亡くなっても、子どもの養育費・教育費を確保する必要があります。
おすすめプラン
夫:
- 収入保障保険(月額保障15万円、60歳まで):月額約3,000円
- 医療保険(入院日額5,000円):月額約2,000円
- がん保険(診断一時金100万円):月額約2,000円
妻:
- 収入保障保険(月額保障10万円、60歳まで):月額約2,000円
- 医療保険(入院日額5,000円+女性特約):月額約2,500円
- がん保険(診断一時金100万円):月額約1,500円
夫婦合計:月額約13,000円
- 共働きなので、死亡保障は夫婦両方に付ける
- 夫の方が収入が多い場合、夫の保障額を手厚くする
- 子どもが独立したら収入保障保険は不要になるので、定期的に見直し

パターン3:片働き(妻が専業主婦)・子あり夫婦
片方だけが収入源の場合、その方の死亡リスクへの備えが最重要です。このパターンの相談は非常に多いケースです。
おすすめプラン
夫(収入源):
- 収入保障保険(月額保障20万円、60歳まで):月額約4,000円
- 就業不能保険(月額保障15万円):月額約3,000円
- 医療保険(入院日額10,000円):月額約3,000円
- がん保険(診断一時金100万円):月額約2,000円
妻(専業主婦):
- 医療保険(入院日額5,000円+女性特約):月額約2,500円
- がん保険(診断一時金50万円):月額約1,000円
夫婦合計:月額約15,500円
- 夫の保障を最も手厚くする。特に収入保障保険と就業不能保険は必須
- 妻が入院した場合、家事や育児を外注するコストがかかるので、妻にも医療保険は必要
- 専業主婦に大きな死亡保障は不要だが、がん保険は付けておくと安心
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パターン4:片働き(夫が専業主夫)・子あり夫婦
パターン3の逆バージョンです。妻が収入源の場合は、妻の保障を手厚くします。考え方は同じで、収入源になっている方の死亡保障と就業不能保障を最優先にしてください。
夫婦の保険でやりがちな5つの失敗
失敗1:夫だけ保険に入って妻は未加入
「妻は収入がないから保険は不要」は間違いです。妻が入院したら家事・育児を外注するコストがかかります。最低限の医療保険は夫婦両方に必要です。
失敗2:保険料をかけすぎ
「子どもが生まれたから」と保険を積み上げすぎて、月額5万円以上になっているケースもあります。保険料のせいで貯蓄ができなくなっては本末転倒です。
失敗3:同じ保険会社で揃えてしまう
「夫婦で同じ保険会社にすると割引がある」というケースもありますが、最安・最適な保険は種類ごとに異なります。各カテゴリでベストな保険を選ぶ方が合理的です。
失敗4:お互いの保険内容を把握していない
万が一のとき、遺された側が保険の存在を知らなければ請求できません。保険証券の保管場所や受取人を夫婦で共有しておきましょう。
失敗5:一度入ったら見直さない
子どもの成長、転職、住宅購入…ライフステージが変わるたびに保険も見直す必要があります。最低でも3〜5年に1回は夫婦で保険の棚卸しをしましょう。

夫婦で保険を見直すタイミング
- 結婚したとき:独身時代の保険を夫婦向けに見直し
- 妊娠・出産したとき:死亡保障を追加、学資保険を検討
- 住宅を購入したとき:団信があるので死亡保障を減額
- 転職・退職したとき:会社の団体保険がなくなる場合、個人で補填
- 子どもが独立したとき:死亡保障を大幅にダウンサイズ
参考になる外部サイト
- 生命保険文化センター – 世帯別の保険加入データが参考になります
- 日本年金機構「遺族年金」(www.nenkin.go.jp・サイト終了) – 遺族年金の受給条件と金額を確認できます
- 厚生労働省「傷病手当金」 – 会社員の傷病手当金の仕組みを理解できます
まとめ:夫婦のタイプに合わせた保険を選ぼう
夫婦の保険選びのポイントをまとめます。
- 共働き子なし:医療保険+がん保険中心でシンプルに(月額約8,000円)
- 共働き子あり:夫婦両方に収入保障保険+医療保険+がん保険(月額約13,000円)
- 片働き子あり:収入源の保障を最優先。就業不能保険も必須(月額約15,500円)
- 保険料は世帯収入の5〜7%が目安。かけすぎに注意
- お互いの保険内容を共有し、定期的に見直すことが大事
夫婦の保険は「二人で一つのチーム」として設計するのがコツです。片方だけ手厚くても、もう片方が無防備では意味がありません。この記事を参考に、お二人にぴったりのプランを見つけてください。

※記事執筆時点の情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
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