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更新型と全期型の保険はどっちがお得?違いとメリット・デメリット

保険の見直し

保険を選ぶときに必ず出てくるのが「更新型」と「全期型」という2つのタイプです。パンフレットには小さく書いてあるだけなので、見落としている方もかなり多いのではないでしょうか。

しかし、この違いは将来の保険料に大きく影響する超重要ポイントです。知らないまま加入すると、後になって「保険料がこんなに上がるの?」と驚くことになりかねません。

この記事では、更新型と全期型の違いをメリット・デメリットの比較も交えながらわかりやすく解説していきます。ご自身の保険選びの参考にしてみてください。

更新型とは?

一定期間ごとに契約が更新される

更新型は、10年や15年といった一定期間ごとに契約が自動更新されるタイプの保険です。たとえば「10年更新型」であれば、10年ごとに保険が更新されます。

更新のたびにその時点の年齢で保険料が再計算されるため、年齢が上がる分だけ保険料もアップしていく仕組みになっています。

更新型の保険料イメージ

30歳で加入した10年更新型定期保険(死亡保障3,000万円)の場合、保険料の推移は以下のようになります。

年齢 月額保険料の目安
30〜39歳(1回目) 約3,000円
40〜49歳(2回目更新) 約5,500円
50〜59歳(3回目更新) 約11,000円
60〜69歳(4回目更新) 約22,000円

※あくまでイメージです。商品・保険会社によって異なります。

ご覧のとおり、50代以降はかなり急激な上がり方をします。60代の更新では保険料が2倍以上になるケースもあり、更新時に初めて保険料の高さに気づく方も少なくありません。

ナビ助
ナビ助
更新型は最初の保険料が安いから油断しがちだけど、50代以降の上がり方がエグいんだよね。更新時期が近づいたら必ず保険料をチェックしよう!

全期型とは?

保険期間を通じて保険料が一定

全期型(非更新型)は、契約時に設定した保険期間の全期間を通じて保険料が変わらないタイプです。「60歳まで」「65歳まで」などの保険期間を最初に決めて、その間ずっと同じ保険料を払い続ける仕組みになっています。

全期型の保険料イメージ

30歳で加入した全期型定期保険(死亡保障3,000万円、65歳まで)の場合は以下のとおりです。

年齢 月額保険料の目安
30〜65歳(全期間一定) 約6,500円

加入当初は更新型より高くなりますが、トータルで見ると全期型のほうが安くなることが多いのが特徴です。

更新型 vs 全期型:徹底比較

2つのタイプを項目別に比較すると、以下のようになります。

比較項目 更新型 全期型
加入当初の保険料 安い 高い
将来の保険料 更新ごとに上がる 一定
総支払保険料 長期だと高くなりがち 長期だと割安になりがち
保障の見直し 更新時に変更しやすい 途中変更しにくい
加入時の審査 更新時は審査なし 加入時のみ
最長保険期間 70〜80歳程度まで更新可能 契約時に決めた期間まで

更新型のメリット・デメリット

メリット

  • 最初の保険料が安い:若い時はお金に余裕がないことが多いため、初期コストを抑えられるのは大きなメリットです
  • 更新時に無審査で継続できる:病気になっていても更新を拒否されることはありません
  • ライフステージに合わせて見直しやすい:更新のタイミングで保障を減らしたり、やめたりしやすい柔軟性があります

デメリット

  • 更新ごとに保険料が上がる:50代以降のアップ幅が特に大きくなります
  • 総支払保険料が高くなりがち:長期間続けると全期型より割高になることが多いです
  • 更新の上限年齢がある:70歳や80歳で更新できなくなる商品もあります

全期型のメリット・デメリット

メリット

  • 保険料がずっと一定:家計の見通しが立てやすくなります
  • トータルの保険料が安い:長期間続ける前提なら更新型より有利です
  • 将来の保険料アップを心配しなくていい:精神的な安心感があります

デメリット

  • 加入当初の保険料が高い:若い時の負担が大きくなります
  • 途中で保障内容を変更しにくい:一度決めたらそのまま続けるのが基本です
  • 途中解約するともったいない:長期継続を前提に保険料が計算されているためです

どっちを選ぶべき?判断基準

更新型が向いている方

  • 今は保険料を抑えたい(若くて収入が少ない)
  • 数年後にライフプランが変わる可能性がある
  • 子どもが小さく、子育て期間だけ保障を厚くしたい
  • 将来的に保障を減らす予定がある

出産をきっかけに保険を見直す場合は、「子育て期間だけ更新型で手厚くして、子どもが独立したら見直す」という方法が有効です。

全期型が向いている方

  • 長期間(60歳や65歳まで)同じ保障を維持したい
  • 保険料が変わらない安心感がほしい
  • トータルの保険料を抑えたい
  • 保険の見直しが面倒(なるべく放置したい)

「ずっと同じ保障を続ける前提」であれば、全期型のほうが合理的な選択になります。

ナビ助
ナビ助
「今安い」と「トータルで安い」は全然違う話だよ。自分がどのくらいの期間保障を続けたいか、まず考えてみよう!

終身型という第3の選択肢

終身保険や終身医療保険は「全期型の究極版」とも言えます。保険期間が一生涯で、保険料もずっと一定です。定期保険と違って保険期間の終わりがないため、一生涯の保障が欲しい方には終身型が最適です。

保険の種類や仕組みについては生命保険文化センターのサイトが詳しくまとめています。
生命保険文化センター|生命保険の基礎知識

更新型で注意すべきこと

「自動更新」の罠

更新型の保険は、満期を迎えると自動的に更新されるのが一般的です。更新しない場合は自分から申し出る必要があります。

つまり、何もしないでいると知らない間に高い保険料で更新されてしまうことがあるのです。更新のお知らせが届いたら、保険料がいくらになるか必ずチェックしましょう。

更新時に保障を減額するテクニック

更新型で保険料が高くなりすぎる場合、保障額を減額して更新することで保険料の上昇を抑えられます。たとえば死亡保障3,000万円を2,000万円に減額すれば、保険料も下がります。

子どもが成長して必要保障額が減っていれば、これは理にかなった方法です。

保険の見直し方法については金融庁のページも参考になります。
金融庁|保険商品についてのポータルサイト

実際の保険料シミュレーション

30歳男性が65歳まで保障を維持する場合の比較

死亡保障3,000万円の定期保険で比較してみましょう。

更新型(10年更新)の場合:

  • 30〜39歳:月3,000円×120カ月=36万円
  • 40〜49歳:月5,500円×120カ月=66万円
  • 50〜59歳:月11,000円×120カ月=132万円
  • 60〜64歳:月22,000円×60カ月=132万円
  • 総支払保険料:約366万円

全期型(65歳まで)の場合:

  • 30〜64歳:月6,500円×420カ月=273万円
  • 総支払保険料:約273万円

差額は約93万円。全期型のほうが約25%安いという結果になります。これは無視できない差ですね。

ただし、途中で保障が不要になる可能性がある場合は、更新型のほうがトータルで安くなることもあります。ここはご自身のライフプラン次第です。

ナビ助
ナビ助
同じ保障内容でも93万円も差がつくんだよ!保険料のシミュレーションは加入前に必ずやっておこうね〜

保険料のシミュレーションはインズウェブなどの比較サイトで無料で試せます。
インズウェブ|生命保険比較

まとめ:自分のライフプランに合った方を選ぼう

  • 更新型は加入当初の保険料が安いが、更新ごとに上がる
  • 全期型は保険料一定で、長期だとトータル保険料が安い
  • 子育て期間だけ保障が必要なら更新型
  • 長期間保障を維持したいなら全期型
  • 一生涯の保障なら終身型を検討
  • 更新型は自動更新で保険料が上がるのに要注意
  • 同条件なら全期型のほうが総保険料が安くなることが多い

「今安い」と「トータルで安い」はまったく別の話です。ご自身のライフプランと照らし合わせて、後悔しない選択をしていきましょう。

※記事執筆時点の情報です。最新の保険料・保障内容は各公式サイトでご確認ください。

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