
この記事を書いた人
なつき
元保険外交員6年、出産を機に保険を徹底的に見直した。本当に必要な保険だけを選ぶコツをお伝えします。
子どもが生まれたら考えること、いろいろあるよね。その中でも「教育費どうしよう?」っていうのは、かなり大きな悩みだと思う。
出産をきっかけに教育費について真剣に考え始める人がすごく多いんだけど、大学卒業までにかかる教育費は、すべて公立でも約1,000万円、私立だと2,000万円を超えることも。特に大学の4年間で一気にお金がかかるから、早めに準備しておきたいところ。
そこで選択肢に入ってくるのが学資保険。毎月コツコツ積み立てて、子どもが18歳になったときにまとまった金額を受け取れるっていうシンプルな仕組みだよ。
この記事では、記事執筆時点でおすすめの学資保険を返戻率の高さを中心に比較して紹介するね。
そもそも学資保険って必要?
結論から言うと、「貯金が苦手な人」には向いている。
お客さんからよく聞かれるんですけど、学資保険の最大のメリットは「強制的に貯められる」こと。毎月保険料として引き落とされるから、気づいたら使っちゃってた…なんてことがないんですよね。途中解約すると元本割れするというデメリットが、逆にストッパーになる。
一方で、投資に慣れている人やまとまった貯蓄がある人にとっては、正直リターンが物足りないかもしれない。記事執筆時点で、最も返戻率が高い商品でも105〜108%程度。NISAなどで運用したほうが増える可能性は高いよ。
ただ、投資は元本保証がないのに対して、学資保険は確実にお金が戻ってくる。この「確実さ」に価値を感じるかどうかが判断の分かれ目だね。
おすすめの学資保険TOP5
1. ソニー生命「学資金準備スクエア」
学資保険といえばソニー生命、と言っても過言じゃないくらいの定番商品。返戻率の高さで他を圧倒しているよ。
10歳払込済み・22歳満期のプランだと、返戻率は約107.2%。200万円の満期金に対して、支払い総額は約186万円。つまり約14万円のプラスになる。
ソニー生命の学資保険はオーダーメイド型で、ライフプランナーと相談しながらプランを組む仕組み。ネットだけで契約完結しないのが面倒に感じる人もいるかもしれないけど、逆に言えばプロにしっかり相談できるということ。教育費全体の計画を立てるいいきっかけにもなるよ。
2. 明治安田生命「つみたて学資」
大手生命保険会社の安心感と、シンプルな商品設計が魅力。返戻率は約105.7%(15歳払込済み・21歳満期の場合)で、ソニー生命には及ばないものの、十分に高い水準。
特徴的なのは、受取方法が「教育資金」と「満期保険金」の2回に分かれるプランがあること。大学入学時にまとまった金額、その後も毎年受け取れるので、授業料の支払いに合わせやすいんですよね。
契約者が万一のときは以降の保険料が免除される保障も付いているよ。
3. JA共済「こども共済」
「えっ、JA共済?」って思った人もいるかもしれないけど、実は学資保険の分野ではかなり優秀なんですよね。返戻率は約105%前後で、保障型と貯蓄型を選べるのがポイント。
貯蓄型の「にじ」は返戻率重視、保障型の「えがお」は子どもの医療保障もセットになっている。子どもの医療費は自治体の助成が手厚い地域も多いので、個人的には貯蓄型の「にじ」がおすすめだよ。
JA共済は組合員じゃなくても加入できる(准組合員として出資金が必要な場合あり)。意外と知られていないので、選択肢に入れておいて損はないよ。
4. フコク生命「みらいのつばさ」
「ステップ型」と「ジャンプ型」の2つのプランがあるのが特徴。ステップ型は幼稚園入園・小学校入学・中学校入学…と節目ごとにお祝い金がもらえるプラン。ジャンプ型は大学入学時にまとめて受け取るプラン。
返戻率はジャンプ型のほうが高く、約104.7%。こまめにお祝い金を受け取ると、その分返戻率は下がるよ。
兄弟割引があるのもフコク生命ならでは。2人目以降の保険料が割引になるので、お子さんが複数いる家庭にはありがたい制度だね。
5. 日本生命「ニッセイ学資保険」
国内最大手の生命保険会社が提供する学資保険。返戻率は約104.5%と上位4商品よりは若干低いけど、ブランドの安定感は抜群。
「こども祝金なし型」を選べば返戻率を上げられるので、大学入学時にまとめて受け取りたい人はこちらがおすすめだよ。
学資保険を選ぶときのポイント
返戻率だけで選ばない
返戻率は重要な指標だけど、それだけで決めるのは危険。「いつ受け取れるか」「払込期間はいつまでか」「契約者死亡時の保障はどうか」など、総合的に判断しよう。
特に注意したいのが払込期間。10歳払込済みにすると返戻率は上がるけど、月々の保険料はかなり高くなる。家計に無理のない範囲で払込期間を設定することが大切だよ。
加入するなら早いほうがいい
学資保険は、子どもの年齢が低いうちに加入するほど返戻率が高くなる。出生前(出生予定日の140日前)から加入できる商品もあるので、妊娠中に検討を始めるのがベストだね。
逆に、子どもが小学校に入ってからだと選べる商品がかなり限られるんですよね。「まだいいや」と先延ばしにしていると、気づいたら加入できる年齢を過ぎてた…なんてことも。
医療保障は別で考える
学資保険に医療特約を付けると、その分保険料が上がって返戻率が下がる。子どもの医療費は自治体の助成制度で無料〜数百円で済むケースが多いので、学資保険はあくまで「貯蓄」と割り切ったほうが効率的だよ。
学資保険 vs NISA、どっちがいい?
「学資保険よりNISAで積み立てたほうがいいんじゃない?」という声も増えてきたよね。
確かに、年平均5%のリターンが出れば、18年間の積み立てで学資保険より大きく増える可能性はある。でも投資には元本割れのリスクがあるんですよね。子どもの大学入学金が必要なタイミングで暴落していたら、正直シャレにならない。
おすすめは「併用」。教育費の最低限必要な金額は学資保険で確保しつつ、プラスアルファをNISAで運用する。こうすればリスクを抑えながら効率的に増やせるよ。
金融庁の「NISAの解説ページ」でNISAの仕組みを確認しておくと比較検討しやすいよ。
教育費の目安を知っておこう
文部科学省の「子供の学習費調査」によると、幼稚園から高校まですべて公立で約574万円、すべて私立だと約1,838万円。これに大学費用が加わるよ。
国公立大学なら4年間で約250万円、私立文系で約400万円、私立理系で約550万円、私立医歯系だと2,000万円超え。
学資保険の満期金だけで全額カバーするのは現実的じゃないので、あくまで「大学入学時の一時金」として使うイメージで加入するのがいいね。
まとめ:迷ったらまず相談してみよう
学資保険は商品によって返戻率も受取方法もバラバラなので、正直比較が難しいんですよね。ネットの情報だけで決めきれない人は、保険ショップやFPに無料相談してみるのが手っ取り早いよ。
日本FP協会の「CFP・AFP認定者検索システム」を使えば、お住まいの地域のFPを探せる。教育費全体のプランニングも一緒にやってもらえるので、学資保険だけじゃなくトータルで相談できるのがメリットだね。
保険外交員時代にも、出産をきっかけに学資保険の相談に来るお客さんがすごく多かった。金利の動向次第で返戻率が変わる可能性もあるので、加入を検討している方は早めに情報収集を始めてみてね。
※記事執筆時点の情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
